高齢者の誤発進・ブレーキ踏み間違えによる事故が後を絶えません。
「高齢者の免許の返納を増やせば防止できる」といった考え方もできますが、
特に地方では車は生活の足ですので、そう簡単に運転をあきらめることはできません。
誤発進・ブレーキ踏み間違えによる事故は防ぎたいけど、高齢者の足を奪うわけにはいかない。
そこで、安全に運転できる装置が求められています。
当店で提案する、手で操作するブレーキ、通称「手動ブレーキ」で高齢者の誤発進・ブレーキ踏み間違えによる事故を減らせるかもしれません。
目次
高齢者の誤発進ブレーキ踏み間違え防止に!手で操作するブレーキ改造
今回のお客さまは、高齢でブレーキ操作に不安があるということでご来店いただきました。
私はまず初めにブレーキ操作の中で、何が特に不安かをお伺いしました。
「アクセルとブレーキを踏み間違える」
「ブレーキを踏む体力や意識の低下」
など、具体的にヒアリングさせていただきました。
するとお客さま、「信号待ちで止まっていたが、気が付いたらブレーキを踏む力が抜けていて勝手に車が動き出してしまった」とのこと。
体力的な低下や意識的な低下が考えられますが、本人もブレーキを踏んでいた足の力が抜けてしまっていたことに大変驚いたご様子でした。
手で操作するブレーキレバーで不安を解決
私はその解決策として、従来通り足でもブレーキが踏めて、さらに手でも同様にブレーキをかけることができる手動ブレーキレバーを取付改造することをご提案しました。
足で踏むブレーキはそのままで、右手付近にもブレーキを操作するレバーを改造して追加します。
これにより、足でブレーキ操作しながらも、手でも補助的にブレーキを踏むことができます。
また、足をアクセルからブレーキに移動させる動作に不安がある場合には、アクセルを足で、ブレーキを手で操作して運転することもできます。
ブレーキレバーの操作は、レバーを写真のように右手で押し下げるだけです。
ちなみに、アクセル/ブレーキ踏み間違えの防止策としてはこちらの装置があります!
手動ブレーキの体験と実車でのフィッティング
早速ご提案させていただき、実際お乗りのお車でフィッティングしていきます。
仕上がりイメージはこちら!
クルマの形状やお客さまの希望する高さ等により、ブレーキレバーの位置、高さを調整していきます。
またクルマの内装との親和性も高く、自然な感じの仕上がりになります。
誤発進・ブレーキ踏み間違え防止に役立つ「手動ブレーキ」の費用
お客様の車と、お客様ご自身に合わせて、理想的な位置に手動ブレーキを取付します。
手動ブレーキの改造費用
220,000円~(手動ブレーキ、工賃込)
お客さまの声
お客さま、とても気に入ってくださり「即決」。
来週から取付改造に入ります!
今回、菊川市から片道30分かけてご来店いただきました。
近くのディーラーさんでは、
「インターネットに書いてあるのなら、自分で探してつけてください」
とそっけない対応をされてしまったとのこと。
「親身に相談に乗ってくださり、いろんな提案をしていただけて本当に嬉しい。」
とありがたいお言葉をいただきました。
私たちも、その言葉が励みになります!
高齢者の誤発進ブレーキ踏み間違え防止に有効な、手で操作するブレーキ改造の動画はこちら