2020年上半期における トヨタの福祉車両販売台数 : 5992台
トヨタの新車販売台数 : 685,802台
販売に占める福祉車両の割合 約0.9%
実に街を走る100台に1台は福祉車両となっています。そんな福祉車両の最新の売れ筋ランキング【トヨタ編】をお届けします。福祉車両取扱士の山下がおすすめする福祉車両も多く含まれます。購入時の参考に、ぜひご覧ください。
第10位 ノア/ヴォクシー/エスクァイア 助手席リフトアップシート車
145台 / 5992台
助手席が回転昇降するシートになったタイプ。運転席の横に介助者を乗せることができ、見守りながら運転できるメリットも。
8人乗り仕様なので、大人数の家族や親子3世代での移動もできる。ミニバンタイプは小さなお子様の家庭にも使い勝手の良いクルマ。
第9位 シエンタ 助手席回転チルトシート車
159台 / 5992台
助手席が回転してチルト(傾く)するシート。運転席の横に介助者を乗せることができ、見守りながら運転できるメリットも。コンパクトカーながら7人乗り仕様(4WDは6人乗り)なので、大人数の家族や親子3世代での移動もできる。手動で回転チルト操作ができるので、手間なくさっと動かせて介助する方の負担が少ない。Bタイプには後部に、手動車いす用収納装置<電動式>がついている。30kgまで吊り上がるので簡易電動車いすも乗せ降ろしも楽に。
第8位 ポルテ/スペイド 助手席リフトアップシート車
174台 / 5992台
助手席側の大きなスライドドアで、乗り降りがさらに楽に。車体の前後両方からアクセスできるので、様々な障害の方の乗り降りにも対応している。例えば、右足にまひが残る方の車いすからシートへの移乗は、車体に対して前側からシートに移る必要がある。一般的な助手席リフトアップシートの助手席ドアは開き扉なのでドアが障害となるが、ポルテ/スペイドはスライドドアのおかげで前側からのアクセスでも容易にできる。
助手席シートは、回転昇降する機能のリフトアップシートと、シートが車体から外れてそのまま車いすになるサイドアクセスシートの2種類ある。また、車両後部に車いす収納リフトが付いたタイプもある。
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第7位 ノア/ヴォクシー/エスクァイア サイドチルトアップシート(リフトアップシート)車
250台 / 5992台
2列目席左側が電動で回転昇降するチルトアップシートになっている。2列目席右側の席に座って介助者を見守り手助けができるため、常に目を離せない介助者を介護する方には使い勝手が良いクルマ。3列目シートを跳ね上げると大きな荷物置き場になるので、介護のための荷物がたくさんあっても積み込むことができる。
7人乗り仕様なので、大人数の家族や親子3世代での移動もできる。ミニバンタイプは小さなお子様の家庭にも使い勝手の良いクルマ。
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第6位 アルファード/ヴェルファイア サイドリフトアップシート車
259台 / 5992台
同様に、2列目席左側が電動で回転昇降するチルトアップシートになっている。2列目席右側の席に座って介助者を見守り手助けができるため、常に目を離せない介助者を介護する方には使い勝手が良いクルマ。ノア/ヴォクシー/エスクワイアに比べて豪華な内装と重厚なつくりになっているため、会社の重役、会長クラスを送迎する社用車として活躍するケースもあります。
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第5位 ハイエース ウェルジョイン(送迎車)
263台 / 5992台
ワゴン車をベースに、手すりや電動ステップなど、施設などへの送迎に便利な装備を架装。
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第4位 ルーミー 助手席リフトアップシート
426台 / 5992台
助手席が回転昇降するシートになったタイプ。運転席の横に介助者を乗せることができ、見守りながら運転できるメリットも。
車格はポルテ/スペイドと同じですが、ルーミーは2列目スペースがより大きく取れている分、余裕をもって5人乗車ができる。またBタイプには電動式の車椅子収納装置がついているので、車いすの乗せ降ろしも簡単です。
第3位 シエンタ 車いす仕様車(スロープタイプ)
689台 / 5992台
コンパクトカーサイズで唯一、車いすのまま乗り込めるタイプの車。スロープタイプの中でも3種類あり、スロープタイプ1は、通常5名乗りで2列目2席を倒して車いすの方が1名乗車できる。スロープタイプ2は座席が3席で車いすの方が1名乗車できる。また助手席を前面に倒せば車いす席が運転席横まで前に出て、運転者が車いすの方を見守ることもできる。スロープタイプ3はタイプ1と同様の機能にプラスして、助手席が手動で回転チルトするシートになっている。普段の病院は車いすのまま、遠出は助手席に座って移動と、目的に応じて使い分けることができることが人気となっている。
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第2位 ノア/ヴォクシー/エスクァイア 車いす仕様車(スロープタイプ)
1314台 / 5992台
ミニバンタイプのスロープ車で、タイプは大きく分けて2種類。タイプ1は2列目席左側が車いす専用席の7名乗り。2列目席右側に見守る方が乗車できるので、安心して移動できます。また、3列目シートを跳ね上げてできた3列目スペースに2台目の車いすが乗車できるタイプもあります。タイプ2は2列目が3人掛けになった通常8人乗り。3列目シートを跳ね上げて車椅子が1名乗車できます。その時の定員は車いす1名+5名の計6名。大人数での移動も楽にできます。
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第1位 ハイエース/レジアスエース 車いす仕様車(リフトタイプ)
1799台 / 5992台
介護施設・福祉施設の送迎車といえばこの車。日産のNV350キャラバンと並ぶ、施設法人ではなじみの深いクルマ。特にウェルキャブBタイプの車両が多く出回っており、車いすの方2名のほか、利用者7名が乗車可能(+ドライバー1名)。そのほかに、車いすが3台乗るタイプ、4名乗るタイプもあります。
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