トヨタ燃料電池自動車「MIRAI」ミライで世界初※の福祉車両改造を施工しました! ※自社調べ
最近発売されたばかりの新型車、しかも世界でも珍しい燃料電池自動車だけあって、施工は困難を極めましたが、
「長年連れ添った奥様とのドライブ」を実現するため、全力で取り組ませていただきました。
完成車の動画をご覧ください。
助手席の乗り降りを楽にするための回転シート改造「ターンアウト」。
電動車いすを吊り上げる車いす収納クレーン「カロリフト40」。
当店ではそれぞれ、多数の車種で改造実績がありましたが、燃料電池自動車MIRAIは過去のどのクルマよりも改造が難しく、頭を悩ませました。
特に車いす収納クレーンは、取り付けるトランクルームの下に燃料である水素のタンクがあったり、制御するコンピュータがあったりと、ガソリン車との構造の違いが大きく、毎日が発見と苦悩の連続でした。
回転シートは、セダン特有のフロントピラー(フロントガラスとフロントドアの間の柱)が斜めの構造、センターコンソール(運転席と助手席の間のシフトレバーのあるあたり)が高い構造により製作時の作業性が悪くて思ったよりも作業時間がかかってしまいました。
しかしながら、回転シートも車いす収納クレーンもすっきりとした仕上がりにすることができ、見た目も純正かと思えるような仕上がり(自己評価)になりました。
今回は(恐らく)世界初の取り組みゆえにお客様も寛大な気持ちで改造にご協力いただき、お時間はかかってしまいましたが想いをカタチにすることができました。
実際には構造上の問題で取付が困難な改造もございます。
しかしながら、僕たちはお客様の想いをカタチにするためのチャレンジを惜しみません。当然お客様のご協力があってのことですが、僕たちもできるだけチャレンジしますので遠慮なくご相談ください。