介護福祉車両にシエンタが一押し!その特徴を徹底解説

2022年8月、新型シエンタが発売、同時にウェルキャブ福祉車両もお披露目になりました。

今回は介護福祉車両の中でも人気があるトヨタのシエンタウェルキャブの特徴を解説します。

<まとめ>

・ショートスロープタイプの登場

・助手席回転チルトシート仕様の廃止

・運転補助系車両の登場

・旧シエンタ・スロープタイプ3が人気

 

新型シエンタには3種類の車いすスロープと運転補助系車両がある

車いすスロープタイプ

タイプ1

車高降下機能により、なだらかなスロープ角度(9.5°)を実現。車いすに座ったままで乗り降りが可能です。介助の方がすぐ隣に乗車できるので、車いすの方も安心です。助手席側セカンドシートの有り/無しで、2つの仕様をご用意。

タイプ2

1.5列目まで車いす(主にお子様向け)が乗り入れられ、運転席から手が届き安心です。
ストレッチャーでのご乗車も可能。タイプⅠ同様、介助の方がすぐ隣に乗車できる2列目乗車も可能です。

*販売店装着オプションのストレッチャー用固定ベルトが必要です。 詳しくは乗車可能な車いすの目安をご覧ください。

タイプ3

バックドアを開けると同時に車高が降下し、ショートスロープが展開。
省スペース&短時間での乗降を実現する法人向け仕様です。

*車いすの操作に慣れた方向けの仕様です。

運転補助系

お客様のニーズに合わせた運転補助装置を取り付けることができるベース車です。

 

新型シエンタ車いすスロープの特徴

タイプ1

車高降下機能により、なだらかなスロープ角度(9.5°)を実現。車いすに座ったままで乗り降りが可能です。介助の方がすぐ隣に乗車できるので、車いすの方も安心です。助手席側セカンドシートの有り/無しで、2つの仕様をご用意。

タイプ2

1.5列目まで車いす(主にお子様向け)が乗り入れられ、運転席から手が届き安心です。
ストレッチャーでのご乗車も可能。タイプⅠ同様、介助の方がすぐ隣に乗車できる2列目乗車も可能です。

*販売店装着オプションのストレッチャー用固定ベルトが必要です。 詳しくは販売店装着オプション、乗車可能な車いすの目安をご覧ください。

タイプ3

■ショートスロープ・助手席側セカンドシート付
■ショートスロープ・助手席側セカンドシート無<8ナンバー>

バックドアを開けると同時に車高が降下し、ショートスロープが展開。省スペース&短時間での乗降を実現する法人向け仕様です。

*車いすの操作に慣れた方向けの仕様です。

 

旧型との比較

見た目

 新型シエンタは、先代のエモーショナルな形状とは一変し、ナチュラルで優しいテイストが強調された印象です。

デザインのキーワードは「エモーティブ ライフ ツール」

生活の道具として活躍するシエンタの機能性をイメージ

デザインのキーワードは「アーバントレッキングシューズ」

カジュアルなボディカラーと、ちょっと奇抜ながらもアクティブなデザインイメージ

車のサイズ

全長・全幅は先代と同様ながら、キャビンを大型化するとともにサイドウィンドウも拡大し、良好な視界を確保しながら、四角と丸を用いた「シカクマル」モチーフでコーナー部を丸くすることで、見た目にコンパクトに見せているようです。

 

車いすスロープ

タイプ1,タイプ2は旧型と同様の設定になっています。今回新型で大きく変わったのが、新型タイプ3です。

バックドアを開けるだけでショートスロープが出てきて車高が下がる仕様です。タイプ1,2はそれぞれ動作させないといけないので、タイプ3はその分省略できてカンタンに操作できます。また乗車するときは車いすの前輪を上げないといけないので、車いすの乗せ降ろしに慣れてる方や介護法人での利用に限られると思われます。

 

惜しくも廃止された機能

旧型シエンタの車いすスロープタイプ3は一部の方には非常に人気の車種でしたが、今回のモデルチェンジで残念ながら姿を消してしまいました。

旧型シエンタの車いすスロープタイプ3は、通常のスロープ車としても利用でき(タイプ1と同様)、さらには助手席が回転チルトシートになっているタイプ3は、介護を必要とする方の状況や同乗するご家族の人数などにより様々なアレンジができます。

 

たとえば、近場の通院や通学等では車いすのまま乗車して移動します。家族で遠出する際やリハビリとして座席に乗り込むときは、乗り降りをサポートしてくれる回転チルトシートで通常の席よりも乗り降りが楽になります。

助手席回転チルトシート 操作の流れ

 

介助される方の症状が将来進行する可能性がある方には、車いすスロープタイプのタイプ3がおすすめです。

 

足腰が弱った人の中には、将来的に車椅子を常時使用して移動する可能性がある人もいます。シエンタウェルキャブの車椅子仕様車タイプ3は、助手席回転チルトシートもついており、車椅子で乗り降りすることも可能です。

 

「今はまだ、乗りやすい形状をしていれば自力で乗り降りすることが可能だが、将来的に車椅子でないと乗り降りできなくなるかもしれない」というケースに適しています。

 

旧型シエンタ車いすスロープタイプ3を検討される方へ

旧型シエンタの車いすスロープタイプ3は、機能面では非常に優れていますが、新型シエンタではその設定はありません。でもあきらめないでください。福祉車両ヤマシタオートでは、旧型を含めたシエンタの福祉車両をはじめ、多くの福祉車両をストックしています。まずはどんな車があるかだけでもぜひチェックしてみてください。

 

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