福祉車両中古車のおすすめポイントと注意点【激安店は要注意】

 

中古の福祉車両を検討している人

「中古でおすすめの福祉車両を知りたい。福祉車両の場合中古車は安い?でも大丈夫?中古車ってホントにお得なのかな。おすすめの中古車や選び方、注意点を教えてください。」

 

こういった疑問に答えます。

 

もくじ

福祉車両中古車のおすすめポイントと注意点【激安店は要注意】

福祉車両取扱士がおすすめしたい中古の福祉車両

福祉車両のお店選びは重要

 

この記事を書いている私は、福祉車両取扱士として、介護をされている多くのご家族に福祉車両の購入をサポートしています。

 

 

福祉車両中古車のおすすめポイントと注意点【激安店は要注意】

はじめての福祉車両は中古車がおすすめです

 中古車に乗り慣れない人にとって中古車は「誰が乗ってたかわからない」「故障が心配」といった意見や良くないイメージを持たれている方もいらっしゃると思います。

もちろん、中古車はそのようなイメージや、実際の購入時には注意点などあります。

しかしながら中古車ならではのメリットや、福祉車両だからこその安心感もあります。

 

そういったことをトータルに考えて、初めて福祉車両を選ばれる方には中古の福祉車両をおすすめしたいのです。

 

理由は3つ

・新車に比べて価格が安い

・新車に比べて納期が早い

・実際に試して購入の判断ができる

 

新車に比べて価格が安い

福祉車両だけではありませんが、中古車は新車に比べて安い価格で購入できるのが魅力ですよね。さらに福祉車両の中古車は、需要の少ない車種もあってさらにお得感のある価格で販売されていることがあります。

車いすスロープやリフト、回転昇降シートなど特殊な福祉装置の付いた福祉車両は、値段が高いイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

中古車市場では、需要と供給によって価格が大きく影響されるため、一般的な需要が低い福祉車両は、それほど価格が高騰することはなく、逆にお買い得な価格で購入することが可能です。

 

新車に比べて納期が早い

一般車の場合、新車の納期はおよそ1か月。人気車種や需要が集中しているときでも2か月程度の期間で納車されます。

しかしながら福祉車両は、その多くが契約後にメーカに注文、その後メーカーで製造となるため納期が3か月から半年もかかる可能性があります。

中古車の場合は、当然販売されている福祉車両は、実際に店頭並んで在庫となっている車両です。早くの納車を希望すれば、軽自動車で最短1週間程度ですし、特別な整備や車検の取得が必要な場合でも、1ヶ月もあれば納車することができます。

 

実際に試して購入の判断ができる

新車で福祉車両を購入する場合には、カタログやインターネットにあるホームページで選ぶことになりますが、中古車の場合には車両と合わせて、福祉装置を実際に見て確認することが可能です。

回転昇降式の助手席を備えた福祉車両、車椅子がそのまま乗り込めるスロープの付いた福祉車両など、これからどんな装備の付いた車両を購入しようか悩んでいる方も多いと思います。

福祉車両を選ぶ際に大切なことは、使う方の状態と車椅子を含めたサイズを確認しておくことです。

 

購入前に実際の装備を確認できれば「車椅子が入らなかった」「積み下ろしの作業が大変」といった後悔を避けることができるのです。

 

この章の最後に、福祉車両の中古車は介護施設や、個人の方でも40~60代の方が所有していた中古車が多く、比較的きれいに丁寧に乗られていた中古車が多いです。

新車の匂いは残っていませんが、ほとんどの車でにおいが気になることはありません。

においに敏感な方も安心して中古の福祉車両をお選びいただけます。

 

極端に安い福祉車両や走行距離が長い福祉車両は要注意です

福祉車両は中古車がおすすめです。

しかしながら、極端に安い価格の福祉車両や、走行距離が極端に長い福祉車両は注意が必要です。

福祉車両の中古車を販売するお店には、福祉車両の知識がなく販売しているお店があります。

知識がないので安く販売しておいて、福祉装置の部分は責任をお客様に丸投げしてしまう。

知識がないので、福祉装置が壊れていても知らないふりをしてしまう。

 

特に走行距離の多い福祉車両は、福祉装置もたくさん使っているので故障するリスクが高いです。

 

ですので、極端に安い福祉車両や走行距離が長い福祉車両は要注意です

 

福祉車両取扱士がおすすめしたい中古の福祉車両

走行距離が短い

 車自体の性能、特にエンジンや車の足回りの耐久性は、走行距離に関係すると考えています。

 ですので、年式が優先か、距離が優先かを考えた時、僕自身は距離が短い車を優先して選ぶようにしています。

 

福祉装置の使用感が少ない

 使用頻度が少なければ、今後の故障リスクも少ないです。

 シートや車椅子装置の周辺はプラスチックパーツを多用していますので、使用頻度が高いと擦れて白く傷ついています。

 逆に使用頻度の少ない装置は、プラスチックパーツにつやがありきれいです。

そのあたりを見極めて、使用感の少ない福祉車両を選ぶことをおすすめします。

 

買うときに見るべきチェックポイントについて、ご確認ください。

 

具体的には、初度登録から3~5年以内、走行距離4~5万キロ以内がおすすめです

 この辺りになると、新車価格の半額~2/3程度の価格となっており、魅力的な価格になります。

また走行距離使用頻度も短く、購入後も10年くらいは乗り続けることができます。

 

私自身もこのことに注意しながら福祉車両中古車を販売させていただいております。

当店のおすすめ福祉車両中古車もご確認ください。

 

 

福祉車両のお店選びは重要

福祉車両選びは、お店選びが大切です。

特に、福祉車両の使い方が分からない方や、そもそも何を基準に福祉車両を選んだらよいかわからない方にとって、ただ福祉車両を売るお店では福祉車両を選ぶことができません。

 福祉車両に詳しく、さらに介護のことに理解のある営業スタッフと相談しながら決めていければ安心ですね。

福祉車両のお店選びについてはこちらの記事をご確認ください。

 

 

投稿記事の下に一括表示2

福祉車両を探す

福祉車両の中古車一覧

福祉車両へ改造する

福祉車両への改造一覧

© 2024 福祉車両・介護車両の中古車・改造|福祉車両ヤマシタオート Powered by AFFINGER5